近年一重や奥二重に悩みを持ち二重になりたい人が日常的に使用している“アイプチ”
実はアイプチは随分と前から存在していたのです。
昔のアイプチはほとんどがのり接着タイプで肌に対する刺激が強く使用する度にまぶたが被れてしまうというデメリットがありました。
現在ドラックストアなどで販売されているアイプチは肌に優しくかぶれづらくなりました。
のり接着タイプを始め、のり折込式タイプ、テープタイプや糸タイプなど様々な形があり、沢山の種類が存在します。
日中に使用する専用タイプと、寝ている間に癖をつけようとする就寝専用タイプなどのタイプも多様化しています。
アイプチの中で最も効果があると言われているのが『ナイトアイボーテ』という商品です。

ナイトアイボーテは寝る前にのりを付けることで、寝ている間に二重の線のクセ付けをしてくれるという商品です。
通常のアイプチだと日中につけますが、まばたきをするとクセが付きにくくなります。
その点、就寝中は当然ですがまばたきをすることがないので、クセ付きを防ぐこともありません。
夜のクセ付けを普通のアイプチでやってしまうとまぶたが伸びてしまい、かえって二重になりにくくなってしまいます。
しかし、ナイトアイボーテは夜寝ている間に付けることを目的として作られているので、寝ている間にまぶたが伸びるということもありません!
普段アイプチを使っているのをバレたくない!でも二重になりたい!という方にはぜひおすすめのアイプチ商品です♪
アイプチの種類

アイプチの種類を大きく4つのタイプ別にまとめてみました。
のり接着タイプ・折込式タイプの場合
アイプチといえばのりタイプ。のりタイプは1番古くからあるアイプチです。
現在では筆のついたスティックで塗るのりタイプのアイプチもあります。
まぶたにのりを塗り、塗ったライン周辺を接着させる事によって二重の癖をつけようとするのがのりタイプのアイプチの特徴です。
メーカーによって接着力はさまざまで、すぐに接着力がなくなってしまう物から少し力を加えないと取れない物まで沢山の種類があります。
以前は水に濡れた時にすぐ取れてしまう物が多かったので、海やプールなどの水辺で思うがままに遊べなかったり、思うように泣けなかったりしていたのですが、最近ではウォータープルーフ(水に強いタイプ)の物が増えています。
同様に接着力が強い物が増えているのりタイプのアイプチ。
まぶたの皮膚が薄めの一重・奥二重の人の大体は簡単に二重になる事ができます。
一方でまぶたの皮膚が厚めの一重・奥二重の人は、まぶたの厚さに接着力が負けてしまった結果、思い通りに接着せず二重になれない事もあるのです。
のり接着タイプのアイプチは名前の通り“のり”をまぶたに塗って周辺の皮膚をくっつけるので、ポロポロとしたのりがまぶたに付着した状態になります。
なので、接着の仕方によっては“のりがついている状態”だとバレてしまう事もあります。

のり折込式タイプのアイプチは“のり”を二重にしたいラインに塗り、少し時間を置いて固め、固くなったのりで二重を作ろうとするアイプチです。
接着タイプのアイプチと比べ、こちらのアイプチはくっつけて二重をつくるタイプではないので目を瞑った時に不自然でバレるという事態になりづらいという特徴があります。
そしてアイプチを落とす際、接着力が強い物程取り除くのが難しく、こすりすぎるとまぶたがかぶれてしまう原因になるので注意が必要です。
アイプチののりがまつげについて、まつげが取れてしまったり痛めてしまう事もあります。
アイプチの相性に合った落とし方で,お湯やお水、化粧水などで優しく落としてあげましょう。
また、テープタイプや糸タイプの物と比べてのりタイプのアイプチはどちらとも幅の広い二重を作る事には向いていません。
二重にしたいラインにテープや糸などの比較的固い物で強く二重を作ろうとするものに比べて、のりで粘着させ二重を作ろうとするのり接着タイプのアイプチはのりを塗った周辺をくっつけて二重を作るので、幅の広い二重を作ろうとするとのりが完璧に見えてしまったり、くっつける皮膚の面積が小さければ小さいほどすぐに取れてしまうのです。
のり折込式タイプのアイプチは接着タイプのものと比べると比較的幅の広い二重にしやすいアイプチですが、強度はテープタイプや糸タイプの物よりも柔らかく劣るので、強力な二重や幅の広いパッチリとした瞳を望む人にはのりタイプのアイプチではなく他のアイプチを選択するのが良いでしょう。
ただし、まぶたの皮膚が薄く二重の癖がつきやすい人にはのりタイプのアイプチでも十分効果が得られるでしょう。
テープタイプの場合
テープをまぶたの二重にしたいラインに貼ることによって二重の癖をつけようとするタイプのアイプチです。
透明のテープや黒いテープ、肌色のテープなどがあり、“すっぴんの時は透明のテープや肌色のテープで馴染ませる”“黒いアイラインやアイシャドーで作った目元には黒いテープで馴染ませる”など、様々な場面によって使い分ける事ができます。
テープタイプのアイプチはのりタイプのアイプチに比べて、固いテープで二重のラインを作ろうとするのでくっきりとした二重や、幅の広い二重を作る事ができます。
のりタイプのアイプチを使っていて“まぶたの厚みからか、二重が作れない”“すぐに二重が取れてしまう”という悩みや“幅の広い外人の堀深い様な二重を作りたい”という理想を持っている人には、のりタイプのアイプチより強力なテープタイプのアイプチを試してみる事をお勧めします。
糸タイプの場合
テープタイプのテープの部分が糸になったアイプチで、まぶたの二重にしたいラインに貼ることによって二重の癖をつけようとする、テープタイプに似たタイプのアイプチです。
(※細い糸の形状をしたテープタイプのアイプチもありますが、今回はこちらの“糸タイプのアイプチ”と同じ分類に含めて紹介します。)
糸タイプのアイプチは細い糸でできているアイプチなので幅の広いテープで二重をつくろうとするテープタイプのアイプチと比較するとバレづらいという特徴があります。
テープタイプのアイプチはある程度の幅があるため、幅の狭い二重を作ろうとするとテープが大きくはみ出てしまう可能性がでてきますが、細い糸タイプのアイプチでは幅の狭い二重から幅の広い二重まで柔軟に対応する事ができます。
ただし、糸タイプのアイプチもテープタイプのアイプチも共に目を瞑っている時に糸やテープが見えてしまう事が多いので“バレやすい”特徴があります。
目を開けている時にも目尻や目頭からテープや糸が少し見えてしまうという場合もあり、眉毛カット用の細いはさみなどでカットする必要があるので誤ってまぶたを切ってしまったりまつげをカットしてしまわぬように気を付けなければなりません。
また、のりタイプのアイプチに比べ固く丈夫な糸タイプのアイプチ、テープタイプのアイプチはまぶたにも負担をかけやすいので痛みを感じたり、まぶたがかぶれてしまったりする可能性もあります。
“肌が比較的丈夫”で“幅の広い二重になりたい”“まぶたが厚く二重になりづらい”などの悩みをもつ人はテープタイプ・糸タイプのアイプチを試してみる事をお勧めします。
バレない方法

どのタイプのアイプチもメリットとデメリットがあります。
目を開けている時、瞑っている時に“アイプチをしている”という事がバレないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
タイプ別に“バレない方法”をご紹介します。
のり接着タイプの場合
のり接着タイプのアイプチを使用して二重のラインを作る場合には、二重にしたいライン全体にべったりと塗ってしまうと“ラインからはみ出してしまいのりが見えてしまう”“まぶたが不自然に引っ張られ 目を瞑った時 や 下を見た時 に引きつってしまう”などの傾向があります。
そうするとバレやすくなってしまうので、“薄く塗る事”“二重にしたいラインすべてに塗るのではなく、
・目頭からまぶたの中央に届かないくらいのところまで塗る
のがポイントです。
のりタイプのアイプチにはY字型の棒のような物がついてきますが、Yの二股に分かれている方でぐいっと二重のラインを押し込み、細かい部分はYの二股に分かれていないもう一方の方で押し込みながら整えていくと良いでしょう。
指や太い棒状の物で二重を作ろうとすると自然に幅が広くなりすぎてしまったり、細かいところが作りづらかったりするので、つまようじなどの細い棒状の物で二重のラインを作るのもおすすめです。
アイラインやアイシャドーなどの“アイメイク”をしっかりと施し、“つけまつげ”をしたり“カラーコンタクト”をつけてまぶたではなく瞳に目がいくようにしてごまかすのもバレないようにするためには効果的です。
ただ、のりを塗ったラインの部分が完璧に乾いていない状態でアイメイクをしてしまうと、まぶたの他の部分よりものりの部分に集中してアイメイクが付着してしまいバレやすくなってしまったり不潔な感じが出てしまうので、乾いた状態のアイプチの上からアイメイクを施すと良いでしょう。
のり折込式タイプの場合
のり折込式タイプのアイプチはのり接着タイプと注意する点はあまり変わりません。
のり折込式タイプの場合は何度か塗り重ねて強度を出し、しっかりと乾いてから目を開けて二重のラインを作るのが良いでしょう。
乾いていない状態で目を開けてしまうと、接着タイプ同様にのりが目立ってバレやすくなります。
また、アイラインやアイシャドーなどのアイメイクをしっかりと施したり、つけまつげ、カラーコンタクト等でごまかすのものり接着タイプ同様に効果的です。
きちんと乾いていないと接着タイプ同様に不自然な仕上がりになってしまいバレやすくなるので気を付けましょう。

テープタイプの場合
テープタイプのアイプチを使用して二重のラインを作る場合には、透明のテープ、黒いテープ、肌色のテープを“使用する時間帯”や“すっぴん時”“化粧時”などその時の状況によって使い分けましょう。
夜、家でアイプチを施すという人に見られる心配がないうちに二重の癖をつけようとする方法があります。
寝る時にもつけたまま寝ます。寝ている間に二重のラインの癖をつけるのです。
起きてアイプチを外したときにうまく二重のラインがついていれば、その日の外出時は何もつけず二重が作れるのでバレる心配もありません。
ただ、寝ている間中まぶたが引っ張られるのでまぶたが開き眼球が渇いてしまう可能性があります。続けているとドライアイになる可能性も捨てきれないので、注意が必要です。
透明のテープは色んな場面で使用する事ができます。
日中にテープタイプのアイプチを施し二重のラインを作る際には、すっぴんの時には透明のテープや肌色のテープを使用し馴染ませましょう。
化粧後の目元には黒いテープや肌色のテープ、透明のテープを使用し馴染ませましょう。
目を開いた際に目頭や目尻からテープがはみ出してしまうとバレやすくなり、見ている相手に汚い印象を与えてしまう事もあるのできちんとはみ出さないようにカットする事によってバレづらくなります。
その際には、肌を傷つけたりまつげを誤ってカットしてしまわぬように気を付けましょう。
糸タイプの場合(細いテープタイプのアイプチも同様)
糸タイプのアイプチを使用して二重のラインを作る場合、テープタイプのアイプチとあまり変わりません。
細い糸タイプの方がテープのアイプチと比べ見える範囲が少ないので比較的自然な仕上がりになります。
こちらのタイプのアイプチもテープタイプのアイプチと同じ様に目頭や目尻からテープがはみ出さない様注意する事でバレづらくなります。
絆創膏や医療用テープ等を細く切ってアイプチの替わりに使用する事もできます。ただ、自分で使いやすい形状に作り替えなければいけないので少し時間と手間がかかります。
また、うまくきれいな形に作り替えられなかった際に自然なまぶたが作れなかったり、大きく二重のラインからはみ出してしまいバレやすくなってしまいます。
自分好みの形に整える事ができる“器用な人”には絆創膏や医療用テープ等を細く切ってアイプチ替わりにするのも良いかもしれません。
自分のなりたい二重のデザインや、どの様な場面で使用するのか、自分の肌に合った素材や自分のやり方に合ったタイプのアイプチを選び、バレないアイプチ二重を目指しましょう。
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